2012年5月18日金曜日

むくみ


妊婦 むくみ

妊産婦は、母体と胎児の両方に栄養を摂らなくてはなりませんから、責任重大です。妊産婦の栄養状態が悪いとおなかの赤ちゃんは充分に発育できません。しかし、また栄養過多もさまざまな弊害をもたらし、糖尿病や妊娠中毒症、難産の原因となります。

大切なのは、たんぱく質やカルシウム、鉄分を充分に確保しつつ、エネルギーや塩分は控え、バランスの良い食事を心がけることです。特に、塩分の摂りすぎは高血圧やむくみ(浮腫)を招く一因となりますので、他に問題がない健康な妊婦さんでも、1日10グラム以下に抑えるようにしましょう。

妊娠したからといって、特別な料理を用意しなければ、と難しく考えなくても、いつものお食事に少しプラスし、おなかの赤ちゃんの発育に必要なものを補うようにしてはど� �でしょうか。

たとえば、普段朝食に納豆とご飯、お味噌汁をいただいていらっしゃる方なら、納豆にしらす干しを5g程度加えます。そうすることでカルシウムが補えますね。海苔を刻むだけでもミネラルを補えます。また、昼食は軽くスパゲティで、という方は、サラダを追加してはどうでしょう。それもレタスやキャベツといった淡色野菜ばかりのサラダではなく、ブロッコリーや人参がたっぷり入った緑黄色野菜のサラダです。生よりも温野菜にするとかさが減って食べやすくなります。サラダが無理なら、野菜ジュースをデザート代わりにいかがでしょう? 夕食は、焼き魚もいいですが、魚をホイル焼きにし、玉ねぎや人参、しいたけ類をスライスしたものをいっしょにホイルに包みます。このときとろけるタイプのチーズ� ��加えてはどうでしょう。魚のたんぱく質に、野菜類と乳製品が加わり、メインのお料理だけでもずいぶんと栄養のバランスが取れますし、塩焼きにした場合よりも塩分を控えることができます。

食べるのがつらいこともあるでしょう。ちょっとした工夫で楽しく栄養を補えるといいですね。


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むくみ 原因

むくみは、部分的に現れる場合と全身のあちこちに現れる場合があります。むくみを考えるときには、まず、それが「A.」全身のあちこちに生じているものなのか、それとも「B.」身体の一部にのみ現れているか、を見分けます。

Aの場合は、次ぎに、そのむくみが1.体位に関係があるのか、2.体位に関係がなく起こっているのか、を確認します。むくみは、体内の水とナトリウムが過剰になった状態であることから、そのたまり方には重力が影響するからです。体位に関係がある場合、立っていると足に、横になっているときには背中などにむくみが生じるという状態を言います。Aの場合に疑われるのは次の病気です:

「A.」全身に生じるむくみ
1.体位に関係がある
●うっ血性心不全
●急性心膜炎
●急性心糸内膜炎
●ネフローゼ症候群

2.体位に関係がない
●肝硬変
●妊娠

Bの場合は、1.血管が浮き上がっているか、2.浮き上がっていないか、が次ぎの確認ポイントとなります。この場合、血管というのは、静脈を意味します。Bの場合に、疑われる病気をあげてみます:

「B.」身体の一部分に生じるむくみ
1.静脈が浮き出ている
●下肢静脈瘤

2.静脈が浮き出ていない
●静脈血栓症

むくみという場合、普通、指で押すとへこんで、すぐにまた元の状態になります。これを圧痕といいます。ただし、甲状腺機能低下症などのむくみの場合は、押してもへこみません。このように一概に「むくみ」といっても、いろいろありますし、その原因もさまざまですから、簡単に考えることは禁物です。医師の判断を受けることが大切です。


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顔 むくみ

ネフローゼ症候群は、たんぱく尿が出て、血液中のたんぱく質が不足する病気です。ネフローゼ症候群は、成人ネフローゼ症候群と、小児ネフローゼ症候群に大別され、いずれもむくみ(浮腫)が重要な診断基準となります。
ネフローゼ症候群の3大症状は以下の3つです:
1.たんぱく尿
2.むくみ(浮腫)
3.高脂血症

全身にむくみ(浮腫)が生じると、胸水や腹水、陰部水腫(いんぶすいしゅ)といった症状が出ます。そしてむくみ(浮腫)が今度は、悪心(おしん)、嘔吐、下痢、腹部膨張感、腹痛、呼吸困難を招くことになります。その他、血圧の低下、顔面の蒼白、頻脈、冷や汗といった症状もあります。尿の変化も重要です。以下に、自覚症状としてわかりやすいものをあげます。

ネフローゼ症候群の主な自覚症状
●顔や足がむくむ
・夕方になると靴がきつくなったり、指輪がきつくなったりする。
・体重が増加する(多少の変動は誰でもあるものです。毎日、同じ時間に体重をはかり、1キログラム内での増減ならば正常範囲です。それ以上の場合は要注意です)。
・足を押すと、皮膚が元にもどりにくく、押したあと(圧痕)が残る。

●尿の変化
・尿の量が減る。
・尿のあわ立ちが著しい。
・尿の色が濃くなったり、白っぽくなる。

●全身の倦怠感、疲れやすさ
・めまい

●息切れ、咳
・身体を横にすると咳が出たり、呼吸が苦しくなる(胸水、腹水が疑われます)。

●高血圧
・高血圧の症状が出ている場合は、すでに腎臓機能が低下している、進行している、疑いがあります。


下痢と脚の痛み

足のむくみ

むくみというのは、体内の水とナトリウム(食塩)が過剰になった状態です。むくみは全身のあちこちに現れる可能性があります。また部分的に起こる場合もあります。
したがって、むくみという場合、それが全身に起きているのか、それとも局部的なものであるかをまず確認することが大切です。

局部的なむくみは、血管、この場合、静脈が、浮き上がっているかをチェックします。皮膚の色はどうでしょうか。むくんでいる場合、通常、指で押すと、へこんだ跡が残ります。これを「圧痕」といいます。これはすぐにまた元にもどります。しかし、一部、甲状腺機能低下症などによってむくみが生じている場合は、押してもへこみません。

一方、全身的なむくみの場合は、重力の影響を受けますので、それが体位に関係するかどうかを確認します。全身のあちこちにむくみを起こすものとしては、心臓や腎臓、肝臓の疾患や、内分泌機能障害があります。また、低栄養の場合にもむくみが出ます� ��女性では、月経前にむくみが出る人がいます。その他、はっきりとした理由がなくむくみが出ることがあり、これを「突発性浮腫」といいます。

むくみの起こりやすい部位を「好発部位」といいます。それぞれの部位別に、疑われる病気や原因をあげてみます。

*身体正面

●月経前
●ステロイド剤などの影響

まぶた
●ネフローゼ症候群の初期
●急性糸球体腎炎

おなか
●肝硬変
●慢性腹膜炎
●慢性収縮性心膜炎


●うっ血性心不全
●妊娠
●脚気
●下肢静脈瘤
●深部静脈血栓

*身体の背面
背中
●うっ血性心不全
●急性心膜炎


むくみ 漢方

漢方医学では、「気・血・水」という3つの観点から、身体のどの機能が病気に犯されているかを考えます。
たとえば、漢方医学の観点から「のぼせ」や「めまい」「頭痛」といった症状を考えると、それは「気」という目に見えないエネルギーの流れが身体内でとどこっているからである、ということになります。そのため気の流れを正常にもどすことが治療となり、順気剤を用います。

「頭重感」や「手足のしびれ」「月経異常」は、「血」のとどこおりです。漢方医学でいう、「血」とは、血液とホルモンです。血が滞った状態が「お血」です。駆お血剤が用いられます。

一方、「むくみ(浮腫)」「呼吸困難」「尿の異常」といった水分代謝の不調は、「水」の滞りです。漢方医学における水とは、体液のことです。水毒は、体液が身体の一部に偏り、水分がうまく代謝できなくなった状態です。利水剤という漢方薬群が用いられ� ��す。

具体的に、むくみ(浮腫)についてどのような漢方薬が使われるかは、その人それぞれによって異なります。一般的にですが、たとえば、肝炎のむくみ(浮腫)の場合、体力が普通程度にある人には「インチゴレイサン」や「サイレイトウ」が処方されます。慢性関節リウマチの場合のむくみ(浮腫)は、肥満傾向のある人の場合、「ボウイオウギトウ」が用いられます。体力が中程度の人に用いられる「ソケイカツエツトウ」は、利水・駆お血剤が配合されており、血と水の流れを良くする作用があります。



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