とみー: 9月 2011
楽しく日常的に英語に触れ続けるための方法を自分なりに考えてみました。英語を学びたいのだけれども、どうにもやる気が出ない、スランプに陥っているという方はぜひ参考にしてみてください。
総論
「英語」という二文字を聞いただけで、嫌な気分になる人は多いと思います。受験(試験)英語、英単語の単調な丸暗記、難解な英文法、ネイティブによる理解不能な英文・スピーチ、英会話へのコンプレックスなどなど、緊張と苦痛を強いられる厄介ごとというイメージがあります。
いざ英語を習得しようとなっても、苦行を自ら好んで継続できる人は限られています。試験、就職、昇進などの実利的な目標設定は効果的ですが、目的を達成した時点で動機づけは失われてしまいます。
言葉は使わなければ忘れて いきます。本格的な英語力の獲得には継続が必要です。個別具体的で明確なメリットが見えない、今やっておくと将来役に立つかもしれないという程度の気持ちでは長続きしません。実際、私もそうして何度も英語の学習を始めたりやめたりを繰り返してきました。
しかし、この1年あまり、私は日本語のニュースに触れる感覚で、毎日のように英語に触れることができています。総合的な英語力は以前に比べて格段に向上したと自覚しています。そこで、今回は私の経験に基づく、日々興味を持って英語に取り組むための方法を紹介します。
リーディング
私はどのように多くのロボゲルカプセルを取るか
最もおすすめしたい英語との触れ合い方は、自分の好きな内容の英文を、辞書を引きながら読むという堅実でオーソドックスなやり方です。普段、日本語で読んで楽しんでいる文章とできるだけ近い内容の文章を探して読みましょう。ネットなら無料で読める英文テキストが大量にあります
もちろん日頃読んでいる日本語の文章と同じようには読めません。発想を転換して、英語はパズルまたは暗号文だと思って読み解きましょう。その面倒くささを受け入れるには、自分が好きで楽しめる文章内容であることと、英語が徐々に理解できていく快感が重要です。
分からなかった英語が分かるようになる快感を高めていくのには、英和辞� ��だけでは限界があります。英英辞典の活用が必須です。ある言葉はまさにその言語体系の中でパズルのピースのようなものだからです。別なパズルから、すなわち日本語からピースを持ってきても上手くハマりません。日本語とは別に、脳のある部分に英語だけの神経回路を新たにつくっていくイメージを持ちましょう。
学習者向けの英英辞典としては「ロングマン現代英英辞典」と「オックスフォード現代英英辞典」が定番です。無料のオンラインバージョンもあります。英英辞典にのっていない言葉は、グーグル先生や「英辞郎」に聞きましょう。このやり方だけで、英単語と英文法の知識は自然に蓄積されていくはずです。
小さなカットのような冷たい痛みを見ことができます
ただし、この方法は、英単語と英文法の基本的知識がすでにあることが前提です。いきなりこのやり方を試してみて、英文の内容が全く理解できないという場合は、単語と英文法の基礎を固める必要があります。
英単語については「オックスフォードピクチャーディクショナリー」がおすすめです。英文法もできれば、和英辞典を引きながらでもいいですので、英語で学んでしまいましょう。英英辞典の付録に文法事項がコンパクトにまとまっています。文法用語も英語で覚えておいて損はありません。
しかし、単語と英文法の基礎段階で時間をかけ過ぎてしまうと、英語で自分の好きな文章を読む喜びを実感できないまま挫折する可 能性が高いです。集中して早めに終えてしまうか、リーディングと並行して行うのがいいでしょう。
以下におすすめの辞典と辞書サイトを挙げてみました。
Longman English Dictionary Online
Free online dictionary definitions for learners of English | Oxford Advanced Learner's Dictionary
Google
地球人ネットワークを創るアルク:スペースアルク
Google日本
リスニング
リーディング段階で読んで理解した好きな英文の発音を確認しましょう。書き手になったつもりで朗読するのもいいでしょう。下の英文読み上げサイトでは、テキストを貼り付けて音声を聞くことができます。
Text To Speech, TTS: English, Spanish, French, Russian, Italian, German, Portuguese, Korean, Japanese, Chinese
ケミカルピールにきび
読み上げサービスではどうしても抑揚が機械的で不自然になりがちです。ナチュラルな英語を聞くには、テレビ・ラジオなどの海外メディアがおすすめです。自分が興味の持てる内容の英語放送を探して聞きましょう。
視覚情報は文脈理解の助けとなります。ラジオよりテレビ番組が良いでしょう。言語は媒体でありツールです。言葉の向こう側にある現実を生々しく把握することで初めて、言葉のリアリティを実感することができます。
「BBCワールドニュース」と「アルジャジーラ・イングリッシュ」は、ネットで見られますし、広く世界の時事ニュースを扱っており、多様な人種の英語に慣れることができます。
BBC World News - Watch live TV channel in high quality | Livestation
Al Jazeera English - Watch live TV channel in high quality | Livestation
IT・ハイテク業界の最新事情に関心のある方はBuzz Out Loudがおすすめです。出演者どうしの掛け合いが軽快で、楽しい気分で聞くことができます。こちらは、アメリカ英語です。
Buzz Out Loud Podcast - CNET's 'podcast of indeterminate length' - CNET Blogs
ライティング・スピーキング
リーディングとリスニングの蓄積を前提として、読んだもの、聞いたものを真似するのが基本になるでしょう。
まとめ
英語学習の基本であり、かつ最も興味を持続して取り組める方法はリーディング、つまり「英語を読むこと」だと思います。自分の好きな英文を自分のペースで理解できるまで繰り返し読むことができ、読む度に味わい深くなっていくことで自然に英語に慣れていくという好循環が期待できるからです。
外国語として英語を学ぶにあたっては多くの場合、読んでわからない英文は聞いてもわからず、ましてや書くことも喋ることもできません。リーディングは、英会話スクールに通う必要もなく、高価な教材も要らない、最も効率的かつ費用対効果の高い学習方法といえます。
そして、自分が欲しい興味のある情報を得ることを念頭におき、自分の知的好奇心を利用するのが、楽し� �継続するコツです。日本語の書籍・新聞・テレビ・WEBサイトなどを楽しむのと同じ感覚で、特に学習と意識することなくリラックスして取り組みましょう。
継続さえしていれば、無意識のうちに英語のセンスが磨かれ、自分の英語力が著しく増していることを実感できる瞬間がいつか訪れるはずです。
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